
株式会社マザー・レストランツ
北イタリアピエモンテ州に特化したKNOCK CUCINA BUONA ITALIANAをはじめ、オリジナリティ溢れるレストランを経営
北イタリアピエモンテ州に特化したKNOCK CUCINA BUONA ITALIANAをはじめ、オリジナリティ溢れるレストランを経営
北イタリアピエモンテ州に特化したKNOCK CUCINA BUONA ITALIANAをはじめ、オリジナリティ溢れるレストランをいくつも経営する株式会社マザー・レストランツ。代表取締役の横山様に「CANaYELL」を導入した背景や、導入後の手応え、今後に向けての期待についてお話を伺いました。
「ひとりひとりが主役になれる組織」
綺麗事を実現するために、最高のチームを目指す
「家族のよう」と評されるカルチャーを培ってきた組織づくり
横山様:あまりこういう取材に応えることがないというのと、そもそも私たちの店づくりや組織づくりが自分たちなりのやり方を貫いてきたので、あまり参考になるお話ができるかどうか心配です(笑)。もともと私が前職時代に多くの飲食店の立ち上げを経験してきたので、自分で会社を経営するとなった時に、複数店舗展開する構想はありませんでした。2011年に何十店舗の物件を見て、「ここだ!」と思った六本木の物件の大家さんに頼み込んで最初のお店をスタートしました。
自分と現在総料理長のカズと、そして仲間が集まってくれて最初のお店をスタートしたのですが、その時からすごく個性的なメンバーでスタートすることができて、それぞれが個性を活かしながらお互いを補い合うようなチームで店舗運営ができていたと思います。今もお客様からお店のスタッフの雰囲気を「家族のようだ」と言っていただくことがありますが、その原点が最初のお店だったと思います。
初めは店舗展開をする予定はなかったのですが、前職からの繋がりでお声をかけていただくことも多く、段々と店舗を増やしていくことになりました。マザー・レストランツに加わる仲間が増えていく中で、私自身が最もこだわってきたのは、店舗で働く全員が活躍し全員が手を繋ぐチームであることです。店舗やスタッフが増えることで「らしさ」が失われていくようなことだけは絶対にしないと決めていました
その中で特に注力したのは、新卒採用です。CANaYELLを運営するサンクシィの代表である吉田さんに、「横山さんの会社はすごくカラーが強いから、他の色に染まっている中途よりも新卒で採用した方が、きっとすごいチームになりますよ」と言われたのを今でも覚えています。創業3年目の頃から新卒の採用活動をスタートし、今では社員のほとんどが新卒で入社した社員で構成されています。会社が大切にしたいことやチームの雰囲気を、新卒採用という入口で伝え続け、共感してくれた人に入社してもらう。入社してからも、マインドの共有に注力し、自分たちらしい店づくりを進化させていくことを心がけてきました。
ひとりひとり、全員が主役になれるチームをつくる
横山様:組織づくりにおいて、講習会や海外研修などいろいろと力を入れていますが、目指しているのは「ひとりひとり、全員が主役になれるチーム」をつくることなのかもしれません。私は音楽や漫画が好きなのですが、かつて流行したバンドや漫画は主人公1人が活躍することが多かったと感じます。安全地帯と言えば玉置浩二さん、サザンオールスターズと言えば桑田佳祐さん、というイメージが強烈ですし、巨人の星やあしたのジョーも主人公が特に印象的に描かれています。今は、King Gnu、SnowMan、BTS、スラムダンク、ワンピース、ブルーロックといった、誰を主役にしても物語が描けるようなチームが多くの人の共感を得ているように感じます。
飲食業界においては、時間をかけて苦労をして「何かができるようになってから一人前」というような文化がまだ残っていますが、私はそのような会社にはしたくありません。例えば入社してすぐのスタッフは、飲食という領域においてはできることはまだ少ないかもしれませんが、「サッカーが得意」「音楽が大好き」「人に喜ばれることが好き」など、その人が大切にしてきたこと、好きなことがあるはずです。当社で運動会や旅行などを積極的に実施する目的の一つは、普段は見えにくい個性をお互いが承認してリスペクトするためでもあります。「戦力」かどうかを見定めるようなチームではなく、仲間であり家族である。その上で個性を活かしあって、チームとしてお客様にワクワクや感動を届けられることをやりがいや成長にしていってほしい。自分でも綺麗事を言っているように思いますが、綺麗事を貫いた先にしか到達できない景色もあると思っています。
CANaYELLの使用率は100%
スタッフのやりがいと成長に繋がるように、ともにつくる
横山様:CANaYELLは、まずプロダクトに込められた思想やコンセプトに共感をしています。前提として、会社が個人を管理するというマネジメントツールではないということ。そして、ひとりひとりの強みや才能を最大限発揮されることを支援するツールであるということ。その上で、組織のビジョンと個々人の目標を擦り合わせていくというやり方は、私たちが大切にしてきた組織づくりと重なる部分が大きいと感じました。
「才能プロファイル診断」といった人のタイプを決めつけるようなものは個人的には好きではなくて抵抗があったのですが(笑)、実際に実施してみると私自身も含めてメンバーの特徴がしっかりと反映されていて、会議や面談でも活用されるようになってきました。相手がどういう思考行動をするタイプなのかが理解することは、承認や尊重に繋がっていくことを実感しています。
実際、当社のスタッフはCANaYELLの使用率が100%だそうです。CANaYELLがツールとして活用できている証だと思いますし、CANaYELLのカスタマーサポートの方が当社でのより良い活用に向けてすぐに改善をしていってくれるので、ありもののツールを導入したというよりも、当社の組織がよりよくなるように一緒に作っているという感覚で使用しています。
素晴らしいチームという作品をつくる
横山様:飲食の仕事は、例えばITやメーカーのような仕事と違って、遠く離れたたくさんの人を喜ばすということはできません。田町で仕事を終えた人たち、恵比寿に遊びに来た人たち、六本木で待ち合わせをした人たち、お店に訪れて下さった人たちひとりひとりにしか、私たちの作る料理やサービスは届けることができません。けれど、お店でしか感じられない楽しさや感動があるということが、飲食店の存在意義の一つなのだと思います。
飲食店で働く喜びも同じです。もちろん全ての仕事にやりがいと成長があるのですが、飲食の仕事だからこそ感じられるやりがいが確かにあって、それをチームで共有することや、仕事を通じて成長する実感に夢中になって、飲食という仕事を続けている気がします。当社で働くスタッフが自分の強みや個性に今よりも胸を張って仕事をするようになること、そして飲食で働く喜びを学んで次の世代へと繋いでいってくれることが、私が会社を経営する目的の一つでもあります。
CANaYELLを活用して、素晴らしいお店、素晴らしいチームを、みんなと一緒に作品のようにつくりあげていきたいと思います。素晴らしい作品が、お客様や働く仲間の心を震わせる。そんな仕事をしたいと思います。

代表取締役横山 剛 様
事業内容
北イタリアピエモンテ州に特化したKNOCK CUCINA BUONA ITALIANAをはじめ、オリジナリティ溢れるレストランを経営
代表取締役横山 剛 様
事業内容
北イタリアピエモンテ州に特化したKNOCK CUCINA BUONA ITALIANAをはじめ、オリジナリティ溢れるレストランを経営
サービス紹介資料
3分でわかるCANaYELL
専門チームによる手厚いサポートで
安心して導入できます
